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環境ニュース[国内]

山武、福島県南会津町と環境保護活動で協定を締結、自生する貴重なユリを保護

環境一般 CSR】 【掲載日】2011.08.03 【情報源】企業/2011.07.28 発表

 山武は、グループ会社でメーター事業を手掛ける金門製作所の南郷工場(福島県南会津町)とともに、同県南西部に位置する同町と環境保護活動に関して協定を締結した。10月初めから町内に自生する貴重な植物「ヒメサユリ」を保護する取り組みを中心に、環境保全を進めていく。同町が民間企業と環境保護活動で協定を結ぶのは初めてという。

 南郷工場が南会津町に立地しているため継続的に活動できるうえ、同町には日本最大のヒメサユリの自生地になっている自然公園があることなどから、山武は同町を活動場所に選んだ。10月初めに町有地を対象に環境保全を始め、同町や地元の環境保護団体と連携しながら推進していく。

 ヒメサユリは日本特産のユリで、福島、新潟、山形、宮城県の県境付近にだけ自生している。野生種は環境省のレッドリストで準絶滅危惧種に指定され、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは絶滅危惧種になっている。南会津町は、2006年に1町3村が合併してできた山に囲まれた自然豊かな町。会津地方の中心都市、会津若松市から約45kmにある。

 山武は、グループで環境保全活動を積極的に展開。東京都の自然環境保全「東京グリーンシップアクション」に2007年度から参加しているほか、神奈川県藤沢市と2011年1月に緑地保全に関する協定を結び、社員と家族、地域住民の環境保全意識向上に取り組んでいる。南会津町との協定を機に、今後も環境分野の社会貢献活動に力を入れる。【山武】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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