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環境ニュース[国内]

「森林・林業基本計画」の見直し案まとまる 意見募集開始

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2011.06.01 【情報源】林野庁/2011.06.01 発表

 林野庁は平成23年6月1日、「森林・林業基本計画」の見直し案を公表し、この案について23年6月30日(木)まで意見募集を行うことにした。
 「森林・林業基本計画」は13年7月に施行された「森林・林業基本法」に示された「森林の持つ多面的機能の発揮や林業の持続的発展」という理念の具体化に向け、実施すべき施策の道筋を、20年程度を視野に入れて明確化したもの。
 「森林・林業施策についての基本方針」、「森林の持つ多面的機能の発揮や林産物の供給・利用目標」、「森林・林業について政府が総合的計画的に講ずべき施策」、「施策推進のために必要な事項」−−の4章から構成され、13年10月に閣議決定された後、情勢変化や施策への評価を踏まえて5年ごとに見直しを行うことになっていた。
 今回の公表案は、現行の計画を[1]分かりやすい施策の展開、[2]施策対象者の創意工夫を引き出す施策の展開、[3]国民の理解と具体的行動を促す施策の展開−−の3つの視点から見直したもの。
 「森林整備目標」を示す目標年度を27年、32年、42年に設定し、32年の育成単層林の目標値を1,020万(現行:27年に1,030万)ヘクタールに、育成複層林の目標値を140万(現行:同120万)ヘクタールに、天然生林の目標値を1,350万(現行:同1,360万)ヘクタールに、総蓄積量の目標値を52億(現行:同49億3,000万)立方メートルに新たに設定した。
 また、東日本大震災からの復興に向けて復旧資材の供給など当面の被災者の生活再建に向けた取組を進めるとともに、海岸部の保安林の再生、山腹崩壊等の復旧、林道施設や山火事跡地の復旧等を進めていくことなどが盛り込まれている。
 意見の提出方法等詳細に関しては、プレスリリースを参照のこと。【林野庁】

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