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環境ニュース[国内]

サントリーが兵庫県と協定、「天然水の森 ひょうご西脇門柳山」を整備

環境一般 CSR】 【掲載日】2010.12.15 【情報源】企業/2010.12.08 発表

 サントリーホールディングスは、高砂工場(兵庫県高砂市)の水源かん養エリアとなる同県西脇市の森林を整備するため、同県が進める森づくりに参画し、県、同市、県緑化推進協会と協定を結んだ。対象となる森林を「天然水の森 ひょうご西脇門柳山(にしわきもんりゅうざん)」と名付けて整備活動を始め、生物多様性の保全を進めていく。

 天然水の森 ひょうご西脇門柳山は、同市黒田庄町の門柳地区に広がる森林で、面積は約914ha〜1050ha。兵庫県立大学の服部保教授(植物生態学・環境保全)の監修を受け、植生調査やモニタリングなどを実施して水源かん養機能の向上を目指す。同時に、作業道や歩道の整備、間伐間伐材有効利用の促進、植生保護柵設置などの活動を展開する。

 サントリーが参画するのは同県の施策「新ひょうごの森づくり」。森林整備への公的関与の充実と県民総参加の森づくりの推進を基本方針に、保全と森の回復・再生を目的にしている。森林が持つ多面的な機能を育てたり、文化機能にポイント置いた里山林の整備などを行っている。

 サントリーは、工場の水源かん養エリアを中心に全国各地で水源かん養機能を高めて生物多様性を保全する森づくり活動を展開。天然水の森 ひょうご西脇門柳山は10都道府県12カ所目となる。活動は工場で使う地下水の量以上の水をはぐくむことが目標で、今後も対象面積を広げ、2011年までに約7000haに拡大する。

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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