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環境ニュース[国内]

森林資源を生かした山村活性化についての報告書まとまる

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2001.12.18 【情報源】林野庁/2001.12.14 発表

 林野庁の「森林の多様な機能の持続的な発揮を図る観点からの山村の活性化方策と集落整備に関する検討会」は、国土保全や水源涵養、二酸化炭素の吸収・貯蔵などの森林が多様な機能を今後も発揮するために必要な、山村活性化策についての報告書をまとめた。
 山村は日本の総面積の47%を占め、更にその86%が森林に覆われ、国土保全、水資源涵養、自然環境保全の上でも重要な役割を果たしているが、居住人口は日本の総人口の4%に過ぎず、主要産業の林業が低迷する中で、過疎化・高齢化が進み、管理や手入れが不十分な森林が増加する心配がある。
 この報告書では、このような現状を認識した上で、環境教育の体験活動の場、芸術・文化活動創造の場、野生動植物生息の場、二酸化炭素の吸収・固定機能を発揮する場−−など、山村・森林が21世紀に求められる機能を発揮するための活性化方策を検討している。
 具体的には(1)森林など地域の資源を生かした産業の育成、(2)豊富な自然資源、地域に継承される文化、コミュニティなどを生かした魅力ある社会の構築−−を今後の山村振興に必要な視点として、この視点を具体化するのに必要な取組みを提案している。【林野庁】

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