一般財団法人環境イノベーション情報機構
新宿御苑旧洋館御休所など8件を重要文化財に指定
【環境一般 その他(環境一般)】 【掲載日】2001.10.22 【情報源】文化庁/2001.10.19 発表
文化庁の文化審議会は、平成13年10月19日に開催される同審議会文化財分科会の審議・議決を経て,新たに8件の建造物を重要文化財に指定するよう文部科学大臣に答申する。今回指定される8件のうち、新宿御苑旧洋館御休所は、皇族が新宿御苑内の温室を利用する際の休憩所として明治29年に建設されたもので、現在は環境省の所管となっている。
また、設計は日本近代建築史に独自の地位を築いた宮内省内匠寮。1860年代から1890年代にかけてアメリカで流行したスティック・スタイルとよばれる様式を基調とした瀟洒な外観をもち、意匠的に高い価値がある。
なお、今回指定される8件を含め、国宝・重要文化財に指定された建造物は2,212件3,716棟となる。【文化庁】