一般財団法人環境イノベーション情報機構
平成12年度の大気汚染測定結果を公表
【大気環境 大気汚染】 【掲載日】2001.10.12 【情報源】環境省/2001.10.05 発表
環境省では平成12年度の大気汚染測定結果をとりまとめ、公表した。日本では大気汚染防止法に基づき、全国 2,119の測定局(一般環境大気測定局1,703局、自動車排出ガス測定局416局)で大気汚染の常時監視が行われている。
平成12年度の測定結果では、(1)二酸化窒素、浮遊粒子状物質の環境基準達成率は、昨年度同様比較的高かった。ただし濃度の年平均値を見ると、二酸化窒素がほぼ横這い、浮遊粒子状物質は横這いからゆるやかな減少傾向であり、全体として大きな変化はない、(2)光化学オキシダントの環境基準の達成率は依然として低い、(3)三宅島の火山ガスの影響により、二酸化硫黄の環境基準の達成率が昨年度と比較して6%減少した、(4)全ての測定局で一酸化炭素環境基準を達成−−などの傾向がみられた。【環境省】