一般財団法人環境イノベーション情報機構
世論調査結果 自然保護についての市民活動参加経験者57.4%
【自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2001.09.03 【情報源】環境省/2001.09.03 発表
環境省は内閣府の世論調査「自然の保護と利用に関する世論調査」の結果がとりまとめられたことについて、広報を行った。今回の世論調査は平成13年5月24日から6月3日にかけて、全国の20歳以上の3,000人に対し実施されたもので、自然保護についての25問の質問をしている。
このうち、自然保護についての考えを聞いた質問では「人間社会との調和を図りながら進めていくこと」と答えた人56.5%と最も多かったが、「人間が生活していくために最も重要なこと」と答えた人も40.1%おり、この答えを選択した人の割合は、平成8年11月に実施した同趣旨の世論調査の結果36.0%より増加していた。
また、自然保護を目的とした市民活動への参加経験については、「参加したことがある」人の割合が57.4%にのぼり、平成8年の世論調査の結果53.6%から更に増加を示した。
このほか、議論が多い移入種の駆除について聞いた質問では、「駆除したほうがよい」とする人の割合が73.8%と「駆除しないほうがよい」とする12.7%を大きく上回っていた。【環境省】