農水省関係研究機関による２００５年１０大研究を発表

　農林水産省の農林水産技術会議は２００５年１２月１６日、同省傘下の研究機関が０５年の１年間に記者発表した研究成果６９課題の中から、研究内容が優れ社会的関心も高いと考えられる成果１０課題を選び、「２００５年１０大研究」として発表した。
　１０大研究のうち、環境問題に関係するものとしては、カドミウムで汚染された水田の土壌洗浄法による修復、乾燥、塩、低温に強く砂漠化に適応できる作物の開発－－などがある。
　なお今回１０の研究を選定することにあたっては、農業関係専門紙など３０社が参加する「農業技術クラブ」会員が社会的関心度を、農林水産技術会議事務局が研究開発内容をそれぞれ評価する方法をとった。【農林水産省】