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環境ニュース[国内]

VOC処理技術の17年度実証試験実施機関として東京都を選定

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2005.07.12 【情報源】環境省/2005.07.11 発表

 環境省は平成17年7月11日、17年度に実施する「環境技術実証モデル事業」のうち、VOC処理技術分野(ジクロロメタン等有機塩素系脱脂剤処理技術)の実証試験実施機関として、東京都を選定したと発表した。
 環境技術実証モデル事業はエンドユーザーが安心して技術採用を行えるよう、メーカー側ではなく第3者が試行的に環境技術の効果について実証評価を行う事業。
 今回の実証評価は17年5月の環境技術実証モデル事業検討会VOC処理技術ワーキンググループ会合での議論をもとにまとめられた「VOC処理技術実証試験要領(第2版)」に基づいて行われる予定。
 評価対象となるVOC処理技術とは、(1)鍍金・金属加工業で金属類を脱脂、洗浄する際に利用する有機塩素系脱脂剤による排ガスを適切に処理する後付け可能な技術(装置)で、(2)低コスト・コンパクト、(3)メンテナンスが容易、(4)商業的に利用可能、(5)中小鍍金事業者向け−−などの条件を満たした技術のこと。
 「実証試験要領」には実証試験の実施体制、対象技術の選定、試験方法、試験結果報告書の作成−−などについての方針が示され、実証試験にあたっては(一)製品性能の信頼性、(二)一般環境モニタリングでの実用性、(三)製品操作の簡便性−−の3つの観点から検証を行うとされている。
 今回選定された東京都はこの技術の実証評価にあたって、組織・体制、技術能力、公平性、公正性、実証試験の品質管理の上で要件を満たしていると判断され選定されたもの。今後は実証機関により実証対象技術の公募が行われる予定。【環境省】

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