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環境ニュース[海外]

欧州環境閣僚理事会 気候・エネルギー政策パッケージについて議論

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2008.06.17 【情報源】EU/2008.06.05 発表

 欧州環境閣僚理事会が6月5日、ルクセンブルグで開催され、気候・エネルギー政策パッケージ、自動車からのCO2排出量削減に関するEU規則案等について議論を交わした。
 「気候・エネルギー政策パッケージ」については、欧州の経済成長力を守りつつ、気候変動に対して野心的な目標を達成する必要性を確認。EU排出量取引制度の見直しに関して、排出枠の配分方法(再配分、オークション方式)、炭素リーケージ、国別割当計画制度を廃止しEU全体の上限値(キャップ)を設定すること、基準年、各国の裁量の程度等について話し合った。また、炭素回収・貯留(CCS)技術に関しては、貯留の許可、貯留施設の閉鎖後の責任等について検討した。
 自動車からのCO2排出量を削減するEU規則案については、気候変動対策としてこの案が重要であることが強調され、メーカー間での負担の共有、目標を達成できなかった場合の罰金のあり方、開始時期、長期的な目標の設定等について話し合われた。
 この他、遺伝子組換体(GMO)、捕鯨などについても議論が行われた。【欧州閣僚理事会】【欧州委員会】


下記アドレス:欧州閣僚理事会プレスリリース(PDF形式)

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