一般財団法人 環境イノベーション情報機構
【コラム】下水処理場できれいな水に
下水処理場できれいな水になる。でも、きれいにするときに下水汚泥というものもできてしまう
微生物が下水の汚れを食べて、きれいな水に
平成9年度、全国の下水処理水量は約124億トン。
これは、黒部ダム約62杯分の水の量です。
これだけの水をきれいにするのに、下水汚泥が3億5千万トン発生しています。
- 下水処理場では、微生物などの力で下水の汚れを分解したり沈殿させて、きれいな水にしています。
- きれいになった水は、川や海に戻っていきます。
- でも、水がきれいになるときに、「下水汚泥」ができるのです。それも大量に!
データ出典
黒部ダムの総貯水量は、2億m3。全国の下水処理水が142億m3(比重1とする)とすると、12,400,000,000÷200,000,000=62(個)分になります。