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チェルノブイリ事故 環境用語

作成日 | 2012.05.16  更新日 | 2019.06.28

チェルノブイリ事故

チェルノブイリジコ   【英】Chernobyl Accident  

解説

1986年4月26日にロシアウクライナ共和国の原子力発電所4号炉で発生した原子炉の核暴走事故。定期検査時に原子炉を停止する際の実験中に操作ミスから通常運転時の500倍の出力に上昇し水蒸気爆発が起きてしまった。このとき緊急原子炉冷却装置が切られていたことが事故拡大につながっている(事故レベル7相当)。事故の公表が遅れたことによりベラルーシ、ウクライナ、ロシアで900万人以上が被災し、40万人が移住させられている。

直接の死者数は運転員、消防士あわせて33名であった。放出された放射性物質はヨウ素換算で5から12EBqと推定されている。これは広島の原爆の400倍に相当する。1995年にWHOは小児甲状腺がんがその後、700件発生したと報告している。

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