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クロルピリホス 環境用語

作成日 | 2009.10.15  更新日 | 2015.01.23

クロルピリホス

クロルピリホス   【英】chlorpyrifos  

解説

クロルピリホス(組成式:C9H11Cl3NO3PS)は有機リン系殺虫剤で、農薬としての用途のほか、シロアリによる建物への被害を防止する目的で木材に塗布、浸透させる防蟻剤としての用途もある。

クロルピリホスはシックハウス症候群を引き起こす原因物質の1つといわれ、平成12年12月には室内濃度の指針値(厚生労働省:1μg/m3、小児の場合0.1μg/m3)が設定された。さらに、平成14年7月の建築基準法の改正によりクロルピリホスを使った建材の使用が禁止された。また、水質について、ゴルフ場農薬の指針値0.04mg/L(排水口)が設定されている。

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