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北東アジア地域環境プログラム 環境用語

作成日 | 2009.10.14  更新日 | 2015.01.23

北東アジア地域環境プログラム

ホクトウアジアチイキカンキョウプログラム   【英】the Northeast Asian Subregional Programme of Environmental Cooperation  [略]NEASPEC  [同義]NEASPEC 

解説

外交ルートを通じた北東アジア初の包括的な公式環境プログラム。1993年、韓国の提唱を受け、国連アジア太平洋経済社会委員会(UN/ESCAP)により、域内6カ国(中国、北朝鮮、日本、モンゴル、韓国、ロシア)の外務省高級事務官が参加する高級事務レベル会合の場で策定された。以来、高級事務レベル会合が、おおむね年1回開催され、プロジェクトの企画と実施などについて討議・決定している。

1993年第1回会合にて、地域協力3重点分野として、「エネルギー及び大気汚染」、「森林消失・砂漠化対策を中心とする生態系管理」、「キャパシティー・ビルディング」が決定された。現在、その分野について5プロジェクトが実施されている。NEASPECの下には、環境データー・研修北東アジアセンター(NEACEDT)が設立され、大気質の比較調査が行われている。NESPECのプロジェクトによる大気環境モニタリングは行われないため、酸性雨のデータはEANETで得られたデータの提供を受けることになっている。

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