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CSV 環境用語

作成日 | 2017.07.18  更新日 | 2017.07.18

CSV

シーエスヴイ   【英】Creating Shared Value  [略]CSV  [同義]共通価値の創出 

解説

社会問題の解決と企業の利益や競争力の向上を両立させて、社会と企業の双方に価値を生み出す取組。企業戦略論の第一人者として知られるマイケル・ポーター米ハーバード大学教授がCSRに替わる概念として2011年の論文で打ち出した。

ともすれば、社会貢献活動(フィランソロピー)や慈善事業と理解されがちなCSRに対して、企業の事業活動と直接結びつく「戦略的CSR」とみなせるもので、従来のCSRとの違いを際立たせるためにCSVと名付けられた。

共通価値を創出するための方法として、社会的課題を解決する製品・サービスの提供、バリューチェーンの競争力強化と社会貢献の両立、事業展開地域での競争基盤の強化と地域への貢献の両立の3つが提案されている。(2017年3月作成)

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