一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2009.10.14 更新日 | 2017.07.18
CSR
シーエスアール 【英】Corporate Social Responsibility [略]CSR [同義]企業の社会的責任
解説
企業は社会的な存在であり、自社の利益や経済合理性を追求するだけではなく、利害関係者(ステークホルダー)全体の利益を考えて行動するべきであるとの考え方。我が国でも、近江商人の「三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)」のように、昔から同様の考え方があったと言われている。
社会的責任の内容としては、欧米では人権が中心であるのに比べ、日本では遵守(コンプライアンス)や環境が中心になっていると指摘されている。
CSRに係る国際規格については、企業のみならずすべての組織に社会的責任があることから、単にSR(社会的責任)としてISO26000が2010年に発行された。そこでは、中核的課題として、(1)組織統治、(2)人権、(3)労働慣行、(4)環境、(5)公正な事業慣行、(6)消費者に対する課題、及び(7)コミュニティ参画及び開発の7項目が取り上げられている。(2017年3月改訂)
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関連Webサイト
- CSR Arcives:http://www.csrjapan.jp/
- 企業の社会的責任投資と新たな資金の流れに関する研究会:http://www.rieti.go.jp/users/uesugi-iichiro/financial-flow/
- 社会的責任(持続可能な環境と経済)に関する研究会(環境省>総合環境政策):http://www.env.go.jp/policy/csr/index.html