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環境Q&A

製紙工場の環境汚染リスクは 

登録日: 2006年05月04日 最終回答日:2007年09月22日 ごみ・リサイクル 産業廃棄物

No.16365 2006-05-04 12:03:44 聖子

 中国をはじめ各地で製紙工場による環境汚染問題が報道されています。
 有害物質としてダイオキシンや水銀などの有害物質や汚泥による汚染が報道されていますが、具体的にどのような製造プロセスにおいて、どの有害物質が排出されてたのでしょうか?

 また、日本においては環境法規制の歴史の中で、どれくらい排出され、どの時代から削減されたのでしょうか?
 どなた様かお教えいただきますようお願いします。

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No.17521 【A-13】

Re:製紙かすは豊島にも

2006-07-17 10:07:19 瀬戸の花嫁

製紙かすは豊島にも
−豊島事件−
 小豆島の西方、瀬戸内海国立公園内の自然に恵まれた豊島で1970年代後半から、悪質な産業廃棄物中間処理業者が金属回収業と称して、シュレッダーダストや製紙 かすを野焼きし、不法埋め立てをする違法操業を10年以上にわたって続けた。
 1990年11月、廃棄物処理法違反で兵庫県警が事業者を摘発、実質的経営者は逮捕され、1991年7月有罪判決が確定したが、跡には50万トンを越える産業廃棄物が放置されたままとなった。

http://www1m.mesh.ne.jp/~sic/teshima/ha_95_12.html

No.17195 【A-12】

Re:不法投棄になりませんか?

2006-06-29 06:17:58 大阪府 / 不法投棄窓口ウォッチャー

> また、日本においては環境法規制の歴史の中で・・・?

廃棄物の処理及び清掃に関する法律

第二十五条  次の各号のいずれかに該当する者は、五年以下の懲役若しくは千万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。

第三十二条  法人の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の従業者が、その法人又は人の業務に関し、次の各号に掲げる規定の違反行為をしたときは、行為者を罰するほか、その法人に対して当該各号に定める罰金刑を、その人に対して各本条の罰金刑を科する。
一  第二十五条第一項第一号から第四号まで、第十二号、第十四号若しくは第十五号又は第二項 一億円以下の罰金刑
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S45/S45HO137.html
http://www.env.go.jp/recycle/ill_dum/actionplan/madoguti.html

No.17055 【A-11】

Re:カドミウム、鉛、水銀 汚染の王子様

2006-06-21 19:31:24 公害裁判

 田子の浦の水質汚濁問題は明治23年、本州製紙(旧・富士製紙⇒王子製紙)が静岡県鷹岡村に進出、廃水を放流した時から連綿とつづいていた。昭和45年当時富士地区には大小約150の製紙会社があり、この廃水の中に含まれるスラッジが海底に堆積し、歳月を経てヘドロと化した。またヘドロにはカドミウム、鉛、水銀が含まれ、発酵分解した硫化水素ガスでの中毒や、魚介類による食中毒事件も発生した。
 このヘドロ事件は昭和45年11月に静岡地裁に提訴、法廷での論争となる。その間にも工場は操業を継続し、ヘドロの処理に困った県と企業は外洋投棄まで計画していた。この住民による公害訴訟も一審では全面却下されたものの東京高裁では逆転勝訴となった。

No.16947 【A-10】

Re:王子製紙らも業務停止??

2006-06-13 20:23:14 OAPコンソーシアム

>土地取引があったのですね、平成12年に売却と言う事はOAPのマンション売却と同じ頃です。キチンと説明して土地を売ったのでしょうか?
また、媒介の不動産業者はどこでしょうか?

三菱マテリアルら業務停止 OAP土壌汚染

 国土交通省と東京都は13日、大阪市北区の複合施設「大阪アメニティパーク」(OAP)で土壌汚染を隠したままマンションを販売したとして、宅地建物取引業法に基づき、三菱マテリアルと大林組をそれぞれ今月20日から2週間と1週間の業務停止処分にした。2社は期間中、新規の契約や広告、仲介などの営業活動を行えない。三菱地所など3社には改善を求める指示処分とした。
 同省によると、三菱マテリアルなど5社は、1997年から2002年にかけマンションを販売。ヒ素などの重金属によるマンションの敷地の土壌汚染が調査で判明していながら、購入者に説明しなかった。
 土地を所有していた三菱マテリアルを  
中略 
他社より重い処分にしたという。
(共同通信) - 6月13日

No.16913 【A-9】

Re:製紙工場の環境汚染リスクは

2006-06-11 07:41:01 大阪府 / あずさ

このような記事もありますけれど・・・・
-----------------------------------
王子製紙子会社、2年間で3700回以上の排水データを改ざん
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1324710/detail
前略
「水質汚濁防止法」と、同社が千葉県および市原市との間で締結している「公害の防止に関する協定」に基づく水質検査の結果を、判明しているだけで2002年から2004年にかけて3700回以上も、基準値を超えないように改ざんし、県と市に提出していた。
後略

No.16907 【A-8】

Re:アルプスの美しい水を守ろう

2006-06-10 11:18:18 大阪府 / 環境市民

広丘事業所の場所は長野県塩尻市広丘原新田80
http://www.epson.jp/company/jigyosho.htm
ですよ。
地図は
http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=36.9.04.921&el=137.57.17.043&la=1&fi=1&sc=4
で分かります。

「原位置酸化分解法」を用いた地下水浄化活動における過マンガン酸カリウム水溶液の敷地外漏洩事故を起こしたのは塩尻事業所ですので広丘事業所とは別です。
塩尻事務所の敷地外漏洩事故に関しては詳しく載っています。
http://www.epson.jp/ecology/shiojiri/index.shtml

信州の地下水は美しくありたいものです。

No.16902 【A-7】

Re:環境大臣と実務的な検討

2006-06-10 06:37:40 大阪府 / 考えるパピルス

平成17年9月30日に
製紙業界と環境省との懇談会の開催されています。
開催趣旨は、「製紙業界の代表と持続可能な経済社会の実現に向けた意見交換を行い、今後の実務的な検討の途を開く。」とのことです。
参加予定者
(製紙業界)
三好 孝彦 日本製紙連合会会長((株)日本製紙グループ本社会長)
鈴木 正一郎 日本製紙連合会副会長(王子製紙(株)社長)
中村 雅知 日本製紙連合会副会長(日本製紙(株)社長)
三輪 正明 日本製紙連合会副会長(北越製紙(株)社長)
井川 意高 日本製紙連合会副会長代理(大王製紙(株)副社長)
井口 政明 日本製紙連合会副会長代理(三菱製紙(株)常務取締役)
岸本 一輝 日本製紙連合会副会長代理(レンゴー(株)常務取締役)
佐伯 嘉彦 日本製紙連合会理事長
二瓶 啓 日本製紙連合会常務理事
(環境省)
小池 百合子 環境大臣 ほか
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=6409

No.16901 【A-6】

Re:信義誠実に重要事項を説明してね!

2006-06-10 06:06:59 大阪府 / OAPコンソーシアム

土地取引があったのですね、平成12年に売却と言う事はOAPのマンション売却と同じ頃です。キチンと説明して土地を売ったのでしょうか?
また、媒介の不動産業者はどこでしょうか?
OAP土壌汚染の状況を下記に示します。
----------------------------------

三菱地所など5社処分へ OPA土壌汚染で国交省

 大阪市北区の複合施設「大阪アメニティパーク」(OAP)で土壌汚染を隠したままマンションを販売したのは宅地建物取引業法(宅建業法)違反として、国土交通省などは29日までに、三菱地所など5社を処分する方針を決めた。
 国交省近畿地方整備局は同日、共同事業主の大林組に聴聞を実施。同社は事実を認めているといい、6月に業務停止処分をする。30日に同省関東地方整備局が三菱地所など3社、31日には東京都が三菱マテリアルの聴聞を行う。
 大阪府警が2005年3月、土壌や地下水から環境基準を大幅に超える有害物質が検出されたことを隠し01年から02年にかけてマンションを売ったとして、宅建業法違反容疑で三菱地所、三菱マテリアルの両社と幹部ら10人を書類送検。05年6月、大阪地検は起訴猶予処分としたが、国交省などが事情聴取を進めていた。(共同通信) - 5月29日

No.16868 【A-5】

Re:セイコーエプソン(株)が当社を提訴したとの報道について

2006-06-08 21:29:43 大阪府 / 汚染原因者負担の原則

2006/04/27

セイコーエプソン(株)が当社を提訴したとの報道について

 標記の件、訴状を見ておらず、内容についてのコメントはできませんが、これまでの経緯は以下のとおりです。

 平成12年7月  当社は、セイコ−エプソン(株)広丘事業所(長野県塩尻市)の隣接地に有する土地を同社に売却。

 平成16年9月  同社より当社に対し、土壌汚染物質、廃棄物層が発見された旨の連絡があった。

 その後、同社にて土壌汚染の追加調査および浄化対策等が実施され、
 当社に対して費用負担請求があった。

 当社は、環境と文化への貢献を企業理念としており、王子製紙環境憲章を制定し、広く地球的視点に立ち、環境と調和した企業活動を推進しております。本件につきましても、当社の法的責任の範囲を明確にしたうえで費用を負担していく考えを同社にお伝えし、誠意をもって対応してまいりました。

 しかし、同社は、当社の確認を得ることなく浄化対策等を実施し、当社が負うべき法的責任の範囲を明らかにする十分な資料の提供もないままに、過大な費用負担を当社に求めてきており、当社としては到底応じることの出来ない状況であります。

 今回同社より当社が提訴されましたことは、誠に遺憾でありますが、今後、裁判を通じ当社の立場を明確にしていきたいと考えております。 以 上
http://www.ojipaper.co.jp/release/cgi-bin/back_num.pl5?sele=12&page_view_selected_=1

No.16789 【A-4】

Re:当社敷地内に埋設されていた廃棄物の処分にかかる

2006-06-03 19:00:39 大阪府 / 聖子&王子様

問題は難しそうですね!大企業が裁判しますよ!

 セイコーエプソン株式会社は、当社広丘事業所において地中より産業廃棄物が確認された際、その適正な処理を進めるとともに、土地の前所有者である王子製紙株式会社に対して、その処理費用を請求し、協議を続けてまいりました。しかしながら、王子製紙(株)との間で、本件について合意に至らず、本日、東京地方裁判所に訴訟を提起いたしました。
【経緯】
 本件の対象となる土地は2000年7月に当社が王子製紙(株)より購入したものです。
 2004年7月、当社は、砒素に関する地下水調査に際して、地下水観測用の井戸を掘削したところ、汚泥状の廃棄物が確認されました。そこで、当社は、前所有者である王子製紙(株)に対し、廃棄物に関する来歴等を確認したところ、当該廃棄物が同社の事業に起因するものであることがわかりました。その後、当社は埋設廃棄物の調査結果について公表し、廃棄物や汚染物質の取り扱いについて、行政からの指導を受けるとともに、王子製紙(株)との間で連絡をとりながら処理を実施してまいりました。
 しかしながら、当該廃棄物等の調査・処理費用の負担に関する協議において、当社と王子製紙(株)の見解が相違し、具体的な費用負担につき合意に至ることができなかったため、今般、やむを得ず訴訟を提起することとした次第です。

【廃棄物の内容】

・ 本件土地において、地表から深さ約0.5mから2.5m付近までに汚泥、インキ、焼却灰、ビニールなどの廃棄物が確認されました。
・ 廃棄物および土壌を分析した結果、これらからダイオキシン、PCB、鉛、フッ素、六価クロム、ホウ素、ヒ素が基準値を超えて検出されました。

中略

【処分量】
・ 約9,200トン

【損害賠償請求金額】
・ 約640,000,000円

http://www.epson.jp/osirase/2006/060426.htm

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