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環境Q&A

金属分析用試薬について 

登録日: 2010年06月08日 最終回答日:2010年06月08日 健康・化学物質 その他(健康・化学物質)

No.34941 2010-06-08 11:37:02 ZWlae3a 分析おばさん

マッサ−ジオイルの金属分析のことでお世話になっています。
灰化に用いる硝酸、硫酸ですが、JIK8541とJISK8951が、局法や工場排水試験法JISK0102に示されているので、これを使用しています。
有害金属分析用を用いるように 衛生試験法注解にあるのですが、
わざわざ使い分けないといけないのでしょうか。
グレ-ドが少し違って、より金属含量を減らしたのが有害金属分析用ではないかと思うのですが、ややこしいので、私どものところで使用するのはこれこれと、どちらかに統一しておきたいと思います。
使い分けられている方、いらっしゃるのでしょうか?
教えてください。

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No.34950 【A-2】

Re:金属分析用試薬について

2010-06-08 21:29:01 なんちゃって計量士 (ZWl9549

確か貴方は所属している事業場では計量管理の立場に居られたと思っておりましたが・・・経営には全く関心がないのでしょうか。

試薬の種別は会社により色々な分類がありますが・・・一般に
微量分析用<有害金属分析用<特級<1級・・・などと分類され
ピンとキリでは価格が一桁以上変わります。

上級のもので下級試薬を代用することは出来ますが、逆に使えばまともな分析管理は出来なくなります。
試薬使用量と在庫管理を含めた原価管理で判断するのが経営というんです。

つまり、試薬に限らず、検査機器も含めて必要な精度に必要な範囲で一番安価なものを選択するのが経営と思って下さい。
(時々リスク計算も出来ずに、ただ除外すればよいと思う素人さんが発言していますが、科学のなんたるかも分かっていない発言で、またそれに煽てられてか、功名心からなのか同調する常連回答者なる存在が真っ当な回答者を遠ざける原因になっているようですが・・・)

水を飲むのにバケツを使うのは普通とはいえないでしょう。
また、山へ遊びに行くには水筒などを使いますが・・農作業などで多量の水を運ぶときにはそれなりの大きな水槽や、常時使うにはポンプと配管を準備することもあります。
須く、適切に選択するもので、人に聞いても判りません。
ご自身の使用状況に合わせてご自分で判断する内容です。

分析にとり何が本質で、経営にとり何が本質か
良くご自身でお考え下さい。

回答に対するお礼・補足

なんちゃって計量士様
そうですよね。必要もないのに、よりグレ−ドの高い、高価な試薬を使う必要はないですよね。硫酸、硝酸は、幸いにもさほど高価ではなかったことと、今回検査するCdについて、有害金属分析用にはメ-カ-で規格値が定められていることがわかったため、有害金属分析用を用いることにします。
いずれにしても、必要な定量下限値や、途中で加える試薬の量から、試薬のグレ-ドを考えていくべきで、面倒くさいからどっちかに統一しようなんて考えた私が馬鹿でした。気をつけます。

No.34948 【A-1】

Re:金属分析用試薬について

2010-06-08 19:59:22 火鼠 (ZWl8329

すみません。馬鹿の一言になります。
17025とか、JISとかいろいろありますが、量が入れば問題では?
求めている定量下限は?ナンボ??ほとんど計量管理業務ではないでしょうか??めんどくさいから、1種類にします??じゃ〜すれば。スーパーグレードで、サンプル瓶洗えばきれいになるの??
酸とか、アルカリとかは、使用量の履歴がわからない分析は、怖いとおもいますが??いかがでしょうか??その容器内にあると思われる金属量。ですから、分解に対して、なるべく汚染しないような方法を言っているのです。まず第一に、なるべく少量で、精度の出る方法なんです。

回答に対するお礼・補足

試薬の規格書を取り寄せました。今回分析するCdについて、有害金属測定用試薬ではCd規格があり、JIS規格試薬では規格値が定められていませんでした。必要な定量下限値をこれから考えるのですが、これらの試薬、あまり高くなかったので、有害金属測定用試薬を用いることにしました。
要求される定量値(ケタ数)、灰化操作など、途中で加える試薬の量を考えて、どのグレ−ドにするか決めて行くことにします。
今まで、試薬特級なら大丈夫と安易に考え、会社の試薬棚にあるものを使用していました。よく考えて使い分けることにします。

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