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環境Q&A

単位換算 

登録日: 2009年08月18日 最終回答日:2009年08月19日 健康・化学物質 有害物質/PRTR

No.33080 2009-08-18 11:43:22 ZWlca47 samo

ある顧客に六価クロムの分析結果を<0.1[μg/cm2]と報告したところ
『1000ppm = 0.1[μg/cm2] と換算できますので修正してください。』
という要望が来ました。

この変換の根拠を探しているのですが、どなたかご存じないでしょうか?

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No.33110 【A-13】

混乱させるためのコメントでは、ありませんが、そうなったら、ごめんなさい。

2009-08-19 16:53:41 火鼠 (ZWl8329


鍍金液の膜内の6価クロム等の分析は、単位面積当たりの剥離試験というものがあると思います。ただし、この場合、事前、事後の重量と面積を測って、ppmをだすと思います。製品では、無理があるので、ハルセル試験機等で、想定試験をするのでは?ですから、なんでも、かんでも、ppmは、トンチンカンになるのでは??JISなのか、鍍金工業会の規格なのかは、申し訳ありませんが、確認してません。
製品では、確認できないものは、擬似的条件(製品を作る時と同じ鍍金条件『液性、電圧、電流、その他。。。』でハルセル試験を行い。それをデータと提出するでは、ないのでしょうか?

回答に対するお礼・補足

ご回答ありがとうございます。

めっきについての分析では、仰っているような内容のものも入手したことがあります。
母材にめっきをつけて、めっき部分のみ溶かして分析。溶けだした重量をめっき重量と見なして含有率を算出する。
といったような内容だったと思います。

ハルセル〜という単語は初めて聞きますが、上記要領での分析データは[PPM]で記載されていました。

No.33099 【A-12】

Re:単位換算

2009-08-18 23:35:20 一環境計量士 (ZWlc856

ひょっとして、RoHS指令のスクリーニング分析として、蛍光X線分析法(表面分析)で測定したので単位が面積を表すcm2で質量μgを除しているのではないでしょうか?

質量はクロム標準品(比較対象品)の発光強度を比較して算出されたのでしょうか。

そうだとすると、面積で質量を除した単位になっていることが納得できます(酸などで溶液にしてから測定したときの溶液中の濃度は質量(gなど)/容積(リットルなど)になるので、今回とは違う表示方法になる)。

さらにその場合、以下の問題がアリます。
・スクリーニング用の表面分析では測定すべき六価クロムではなく、全クロムが測定される。
・質量/面積をppm(質量/質量、又は質量/容積を明示する)の単位にするには、さらに試料の厚さを乗じて質量/容積の単位にする必要がある(質量/容積の場合)。

そもそも、@どのような目的のために、Aどのような試料を、Bどのような分析法で行ったのか、が完全に抜け落ちているので回答する側が混乱する訳です。

ここが明らかにならない以上、「1000ppm = 0.1[μg/cm2] と換算・・・」について言及できませ−ん。

回答に対するお礼・補足

ご回答ありがとうございます。

分析方法の詳細や、分析サンプル詳細については、確かなことは分かりません。
今回の件は、顧客の提示どおりの方法で単位変換を行うこととしました。

これまでの皆さんの助言のおかげで、不適切な変換をしているという確信のようなものもありますが、
顧客がそれでいいというのなら。。。

No.33098 【A-11】

Re:単位換算

2009-08-18 21:50:59 万田力 (ZWl3b51

 samoさんの職業はなんでしょう?
 コンサルタント?、分析屋さん?
 cm2というのは面積(=二次元)で、三次元の体積ではありません。
 重量は「体積×密度」ですから、通常の感覚、即ち表現されているとおりなら、面責中の重量と言うのは理解できません。これまでの回答にもありますが、(メッキの厚さ×面積)なら体積は出ますが、銅合金中の六価クロムとおっしゃられているのですから、報告の記述に間違い(勘違い?)があるのでは無いでしょうか?
 既に回答されているとおり、「ppm」というのは無次元で、通常「重量/重量」又は「体積/体積」になります。
 そして、水の場合は密度が0℃〜100℃まで、ほぼ1g/cm3であるところから、昭和40年代〜50年代にかけては、排水中の汚染物質の量を表すのに近似値として一般的に使われていましたが、最近では学術的に正確な表現であるmg/Lが一般的となっていて、ppmと言う単位はほとんど見かけません。(大気中の濃度は、当時から標準状態の体積(n-m3)中の重量として、mg/n-m3が使われていました。)
 以上を踏まえて考えると、もっとも可能性が高いのは、samoさんがcm3とcm2とを勘違いして報告し、顧客の方でも同じ勘違いをした上で、cm3≒gという関係が成り立つのは水の場合だけと言うことを知らずに、自分の理解しやすい単位に換算を求めてきたということでないでしょうか?
 以上の推論を基にすれば、μg/cm3をppmに換算するのには、報告した値を分析した銅合金の密度で除した値(0.1÷d(銅合金の密度)[ppm])となります。

回答に対するお礼・補足

ご回答ありがとうございます。

分析方法はおそらく、銅合金を温水抽出して、煮出した液体を比色法で評価する。
といった感じだと思います。
だから、サンプルの表面積[cm^2]と溶出量[μg]を用いた単位[μg/cm^2]
になるのではないでしょうか。

No.33096 【A-10】

Re:単位換算

2009-08-18 19:50:59 cerha (ZWla613

ふたたびお世話になります。
ようやく多少状況が見えてきましたが、やはり「samo」さん側が顧客要求に沿った回答をしてないことが原因のような気がしますが・・。
「不適切な単位換算をさせようとしているのでは?」と顧客側の要因のように書かれてますが、そもそも「samo」さんの回答が顧客要求に沿わない不適切なものなのではないでしょうか?(「ppm」での回答というのはこの手の分析結果の報告としては一般的で無茶を言っている訳ではないと思いますし。)
分析レポートを出された側に「ppm」での報告を求めるのが妥当ではないでしょうか?(「ppm」での結果が出せない事情があるのでしょうか?)「換算」というところで悩むより換算不要な回答を入手することが望ましい姿では?
「換算」について見識を持ち合わせてないのでこの点でコメントできず申し訳ありませんが、本件の根本の問題は別のところにあるのかなと。
以上、また回答でなくて申し訳ありません。

回答に対するお礼・補足

何度もありがとうございます。

確かに顧客の要求通りの資料を再入手するのが正しいのかもしれません。
ただ、私の数少ない伝聞知識で気になるところが、六価クロムの場合、
『六価クロムの有害性は、均質材料あたりの含有率』 単位[PPM]    等
よりも
『単位面積あたりの溶出量』           単位[μg/cm^2] 等
の方が有害リスク評価に適している。という点です。

リスク評価が目的なら、[μg/cm^2]での報告も受け入れて欲しいという気持ちがありまして。。。

単位換算云々はそこに端を発しているので、ずれた質問を書き込んでしまい皆さんにはご迷惑をおかけしました。

No.33095 【A-9】

Re:単位換算

2009-08-18 19:43:38 Lake (ZWla752

見当違いであればすみません。

>、[μg/cm^2]→[PPM]の変換が不適切なものだという根拠があるのであれば、そちらも欲しいのです。

ppmという単位が何を表すものなのかご存じであるなら、上記の変換が(何の前提条件もなければ)不適切であるということは自明だと思うのですが…。

回答に対するお礼・補足

ご回答ありがとうございます。

[μg/cm^2]→[PPM]が不適切というのは、私個人としては自明なのですが、
顧客や特に上司への説得材料として何らかの裏付が欲しかったのです。

私自身はこういった分野には疎いもので。。。

No.33092 【A-8】

Re:単位換算

2009-08-18 17:24:06 これからISO (ZWlb353

分析機関の人間です。

以前、どこかのグリーン調達基準の中で、メッキの厚さや比重からそのような換算法を見た覚えがあります。

ただし、その換算式が仮定に仮定を上乗せした計算法だったので、その方法は採用せず、単位面積当たりの溶出量で報告しましたけど。

どうしても見つけなければいけないのであれば、納入先やその関連会社のグリーン調達基準を探せば見つかるのではないかと思います。

回答に対するお礼・補足

ご回答ありがとうございます。

仰っている仮定というのは、
『溶出量と測定サンプル質量の比率を使って重量PPMを算出』
というものだと想像します。

ただ、今回手に入れた分析データには、測定サンプルの重量を割り出せるような情報は
無いため、そのやり方では出来ない、ということになると思います。

換算式自体もあれば欲しいのですが、[μg/cm^2]→[PPM]の変換が
不適切なものだという根拠があるのであれば、そちらも欲しいのです。

No.33087 【A-6】

Re:単位換算

2009-08-18 14:21:05 cerha (ZWla613

お世話になります、以下回答でなくてすいませんが。(私もみなさんと同じような疑問が・・)
そもそも・・・顧客に結果を報告したということは、顧客から何らかの調査依頼を受けて、それに対して結果を報告したということでしょうか?であれば、依頼時に顧客から何らかの条件(測定方法とか回答する上での単位とか合否判定の許容値とか)を提示されていないのでしょうか?
「samo」さん及び顧客の業種や立場や製品などが不明ですが、弊社の場合で言えば主に自動車分野が多く、ELV指令への適合確認ということで6価クロムなどの分析結果の報告を求められますが、ということで結果は含有量:重量%で報告する形です。(ELV指令では、6価クロムなら均質材料あたり0.1wt%(1000ppm)未満でなければなりませんので。)
そもそも単位面積当たりの重量で報告したことが顧客の要求に合致していなくて、換算というより訂正を求められているのではないでしょうか?(単位面積当たりということは対象製品はメッキか何かでしょうか?であれば厚みがわかれば比重から換算できるのでしょうか?)
以上、回答でなくてすいません。(もう少し背景詳細がわかるとよいのかなと。)

回答に対するお礼・補足

ご回答ありがとうございます。

対象は銅合金についてです。
製品に使用している材料数十種類についてのデータを集め、
仰るとおり車載メーカー指定のフォーマットに転記して回答したところ
『1000ppm = 0.1[μg/cm2] と換算できますので修正してください。』
と指摘が入りました。

ELV指令への適合確認を確認したいという目的で[PPM]で記載させたいのでしょうが、
<0.1[μg/cm2]という結果では、フォーマットの都合で登録できないからという理由で
不適切な単位換算をさせようとしているのでは?
という疑問から、本書き込みを致しました。

No.33086 【A-5】

Re:単位換算

2009-08-18 14:14:57 会津駒ケ岳 (ZWlc04e

>ある顧客に六価クロムの分析結果を<0.1[μg/cm2]と報告したところ
>『1000ppm = 0.1[μg/cm2] と換算できますので修正してください。』
>という要望が来ました。
>
>この変換の根拠を探しているのですが、どなたかご存じないでしょうか?

あなたが顧客に分析結果として、<0.1[μg/cm2] という報告をしている
わけですから、この単位についてはあなたが御存知でしょう?
外部の分析機関の結果で、意味が判らないのでしたら分析機関に問い合わ
せるべきでしょう。

1,000 ppm = 0.1% です。

回答に対するお礼・補足

ご回答ありがとうございます。

上の方にも書きましたが、
調達先経由でもらった分析レポートから値を転記しているだけなので、
細かい内容についてはよくわからないのです。

ご指摘の通りです。申し訳ありません。

No.33085 【A-4】

Re:単位換算

2009-08-18 14:12:16 一担当者 (ZWl3e57

>『1000ppm = 0.1[μg/cm2] と換算できますので修正してください。』

桁だけあわせると、100,000ppm = 0.1μg/cm2になります。
(濃度計算では、1ppm = 1mg/cm3なので)

>0.1[μg/cm2]と書かれた結果だけから、[ppm]に変換するという
>事が腑に落ちないところです。

質量/体積のことですよね。念のため。

回答に対するお礼・補足

ご回答ありがとうございます。

>桁だけあわせると、100,000ppm = 0.1μg/cm2になります。
>(濃度計算では、1ppm = 1mg/cm3なので)
というのは、ちょっと分かりませんが、
[μg/cm2]は[検出重量/面積]のことだと思います。

調達先経由でもらった分析レポートから値を転記しているだけなので、
細かい内容についてはよくわからないのです。

申し訳ありません。

No.33083 【A-2】

Re:単位換算

2009-08-18 13:12:25 火鼠 (ZWl8329

平方cmって面白い単位ですね。
μg/cm2が。ppm単位にできる?
ppmって、100万分率ですよね?立方なら、密度換算でわかるのですが?平方で、ppm??

回答に対するお礼・補足

コメントありがとうございます。
0.1[μg/cm2]
は一平方センチメートルあたり0.1μgという意味ですよね。

0.1[μg/cm2]と書かれた結果だけから、[ppm]に変換するという
事が腑に落ちないところです。

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