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環境ニュース[国内]

(仮称)石狩市沖洋上風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2023.05.12 【情報源】環境省/2023.05.11 発表

環境省は、「(仮称)石狩市沖洋上風力発電事業に係る計画段階環境配慮書」(関西電力株式会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。

この事業は、北海道石狩市の沖合において、最大で出力 1,785,000 kW(単機出力 12,000 〜 15,000 kW 級x119〜130基)の風力発電所を設置するもの。

環境大臣意見では、
(1)事業実施想定区域は、石狩市のゾーニングエリア内に位置するため、ゾーニングエリアの決定根拠を確認し、その趣旨をよく理解した上で、北海道、石狩市等と意見交換等を積極的に実施するとともに、ゾーニング計画を踏まえて区域等を適切に設定し、本事業の実施による重大な影響を回避又は極力低減すること
(2)オジロワシ等の希少猛禽類その他鳥類の衝突事故や移動経路の阻害等について、専門家等からの助言を踏まえた調査、予測及び評価を行い、適切な環境保全措置を講じ、鳥類への影響を回避又は極力低減すること
(3)国定公園内の主要な眺望点及び利用施設から可能な限り離隔をとる等の措置を講じ、眺望景観への影響を回避又は極力低減すること
等を求めている。

【環境省】

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