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環境ニュース[国内]

東アジアの酸性雨状況報告作成を合意 EANET第6回政府間会合

地球環境 酸性雨】 【掲載日】2004.11.11 【情報源】環境省/2004.11.11 発表

 2004年11月7・8日の両日、カンボジアのシェムリアップで、東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET)第6回政府間会合が開催された。
 EANETはアジア各国が参加している酸性雨観測のネットワーク。各国が共通の手法で酸性雨モニタリングを行うことにより、酸性雨についての情報・意識の共有化を図り、国際協調の下での酸性雨対策につなげていくことを目的にしている。
 今回の会合は03年の政府間会合で、05年から全参加国がEANET活動に要する事務局経費になんらかの形で貢献することが合意されたことを受け、将来発展作業部会(WGFD)で今後の財政措置やEANETの地域協定化など今後の活動を議論することが承認されたほか、酸性雨問題やEANETへの一般の意識向上を促進することを目的として、(1)政策決定者向け酸性雨問題現状報告書の作成、(2)意識啓発パンフレットの配布、(3)最近加入したカンボジア・ラオスのモニタリング能力向上支援−−を行うことなどが承認された。
 また、政府間会合に先立ち11月3〜5日に開催された第4回科学諮問委員会では、東アジア地域の酸性雨の状況についての第一次報告書作成を開始すること、科学諮問委員会に執筆委員会を設置すること−−が合意された。この第一次報告書は05年に開催される次回科学諮問委員会や科学ワークショップでの検討を経て06年秋までにまとめられる予定。
 なお、第7回政府間会合と第5回科学諮問委員会は05年秋に日本の新潟で開催することが各国で了承された。【環境省】

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