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環境ニュース[国内]

全米熱帯まぐろ類委員会第68回本会合 キハダなどの漁業規制を決定

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2001.06.26 【情報源】水産庁/2001.06.26 発表

 全米熱帯まぐろ類委員会(IATTC)第68回本会合が2001年6月19日から21日にかけて開催された。
 この会議では、(1)メバチ及びキハダの漁業規制、(2)混獲規制、(3)非加盟国対策などが議題となった。
 メバチ及びキハダの漁業規制については、従来どおり、魚種別に規制措置をまき網漁業についてとることとなった。また、(1)定められたキハダ規制海域でのキハダ漁獲量が25万トンに達した時点で、キハダ対象操業は禁漁とする、(2)小型メバチの漁獲量のモニターを行い、同漁獲が99年の漁獲レベル(約6千トン)に達した時点で、浮遊物を利用したまき網操業を禁止する−−などの内容が決定した。
 また、混獲規制については、米国の提案により、まき網漁獲物の投棄禁止、大型まき網漁業以外の漁業における混獲データ収集などの昨年6月の決議についての実施状況をレビューし、2002年前半に混獲作業部会を開催し、更なる措置を検討することとなった。
 非加盟国対策については、IATTCで漁船登録制度が整備されたことを受け、今後IATTCの保存管理措置に非協力的な漁船リストを作成することとなった。
 また、これに関し日本から、責任あるまぐろ漁業推進機構(OPRT)を通じて、日本の貿易データから得られる東部太平洋海域における非加盟国操業情報をIATTCに提供すると提案し、歓迎された。【水産庁】

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