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環境ニュース[国内]

日英海運当局間政策対話が開催 放置座礁船対策、船舶の大気汚染防止などが議題に

地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2004.06.14 【情報源】国土交通省/2004.06.08 発表

 2004年6月8日、東京・霞が関の国土交通省内で日本と英国の海運当局間政策対話が開催された。
 今回の対話では(1)船舶の保安対策、(2)放置座礁船問題、(3)船舶による大気汚染防止、(4)国際油濁補償基金、(5)国際海事機関(IMO)締約国監査スキーム−−などが議題となった。
 このうち放置座礁船問題では、日本側が放置座礁船対策として「油濁損害賠償保障法」を改正し、入港船舶に保険加入を義務づけたことを説明し英国船への周知を依頼した。
 また、船舶の大気汚染防止についても日本側は、船舶の大気汚染防止策強化をめざし、2005年に発効予定の海洋汚染防止条約(MARPOL条約)附属書6に対応するための関係法令改正状況を説明。英国側も2004年秋に同附属書を批准予定であることを表明した。
 国際油濁補償基金については、日本側が追加基金に加盟するための国会での審議状況を紹介し、英国側は追加基金議定書を2004年6月30日に批准する予定に変更がないことを説明した。
  さらに、現在国際油濁補償基金で検討が行われている民事責任条約(CLC)や国際基金条約(FC)の見直し作業について、日英両国が協力していくことが確認された。【国土交通省】

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