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環境ニュース[国内]

第7回環太平洋漁業会議が開催

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2004.05.25 【情報源】水産庁/2004.05.25 発表

 2004年5月18日から20日にかけて、韓国・釜山で第7回環太平洋漁業会議が開催され、カナダ、中国、韓国、ロシア、米国、フィリピン、ベトナム、日本の8か国が参加した。
 この会議は太平洋沿岸諸国の政府や業界代表が一堂に会し、太平洋の漁業問題を幅広く議論する場として米国政府の提案により1989年に設立されたもので2年に1回開催されている。
 今回の会議では殆どの出席国から、自国の排他的経済水域(注1)の漁業資源が悪化し漁獲能力削減が急務であるが、その具体的対応に苦慮していることが報告された。
 この中で日本は漁業制度、IUU(違法、無報告、無規制)操業対策について報告し、特に資源回復計画(注2)に各国から高い関心が寄せられた。
 また、次回の環太平洋漁業会議は2006年にベトナムで開催されることとなった。

(注1)国連海洋法条約に基づいて設定される、その国の経済的な主権がおよぶ水域。
(注2)漁業関係者や行政が一体となって日本周辺水域の水産資源回復に取組むために策定される計画。複数県にまたがり分布する資源については国が、一都道府県内の分布にとどまる場合は都道府県が計画を作成する。【水産庁】

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