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環境ニュース[国内]

国連森林フォーラム第4回会合が開催

地球環境 森林の減少】 【掲載日】2004.05.19 【情報源】林野庁/2004.05.18 発表

 2004年5月3日から14日まで、スイス・ジュネーブの国連欧州本部で、国連森林フォーラム第4回会合(UNFF4)が開催され、国連加盟国80か国以上、15以上の国際機関・条約事務局、NGO・産業界などから多数の出席者が参加した。
 UNFFは2000年10月の国連経済社会理事会で、全ての森林で持続可能な経営を推進することを目的として設立された組織。
 今回の会合では(1)森林に関する科学的知見、(2)森林の社会的・文化的側面、(3)モニタリング・評価・報告と持続可能な森林経営の基準・指標、(4)資金および環境に優しい技術の移転−−などの課題について「森林政府間パネル/フォーラム(IPF/IFF)行動提案」の実施を促進するための決議が採択されたほか、これらの課題について、NGO、産業界、先住民社会からの参加者が話し合う「多様な利害関係者による対話」を実施された。
 また、フォーラム開催中には、違法伐採問題に対する国際社会の関心の高さを反映して、アジア・アフリカ地域の違法伐採問題に対する取組みを推進している「森林法の施行およびガバナンス」(FLEG)プロセスに関する非公式協議やサイドイベントが開催され、日本が推進しているアジア森林パートナーシップ(AFP)やコンゴベイスン森林パートナーシップ(CBFP)との協力が謳われた。
 第5回会合(UNFF5)は、2005年5月にニューヨークで開催される予定。【林野庁】

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