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環境ニュース[国内]

大西洋まぐろ類割当配分基準についての第3回作業部会 1/3未検討のまま閉会

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2001.05.29 【情報源】水産庁/2001.05.28 発表

 平成13年5月21日から23日までベルギーのブリュッセルで、大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)の割当配分基準に関する第3回作業部会が開催された。この作業部会は、ICCATの国別漁獲配分にみられる先進漁業国偏重の傾向を見直すため、漁獲配分の基準作成が必要とする途上国の提案により1999年から開催されており、今回で3回目の開催となった。なお、今回の会議の出席国は加盟国30か国中、22か国。
 会議は、前回会合の議長ペーパーに各国の主張を取り入れまとめたテキストをベースに議論が行われ、修正テキストを作成する起草グループが結成された。出席者全員が、平成13年11月のICCAT年次会合までに新割当配分基準を成立が必要であるとの認識を共有していたことから、議論は建設的な方向で行われたが、各項目についての各国の意見対立の溝が埋まらず、テキストの約3分の1が未検討のまま、会議が終了した。このため、11月の本会合の前週である11月7〜9日に、本会合と同じスペイン・ムルシア市で開催する方向で次回の作業部会の開催を検討することとなった。【水産庁】

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