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環境ニュース[国内]

高病原性鳥インフルエンザ 大分と京都の野鳥調査で感染みつからず

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2004.03.25 【情報源】環境省/2004.03.24 発表

 大分県と京都府の高病原性鳥インフルエンザ発生地周辺で野鳥を捕獲してウイルス検査を実施していた環境省と文部科学省は平成16年3月24日付けで、同日までに判明した検査結果をまとめ公表した。
 大分については野鳥9種99羽、カモ類・カラス類の糞231検体、京都については野鳥21種102羽、カモ類・カラスの糞156検体を採取して検査を実施したところ、大分の全検体と、京都の検体のうち、これまでに分析が完了したものすべてについて、高病原性鳥インフルエンザウイルスは検出されなかった。
 ただし京都分については、カモ類の糞1検体から鶏大量死事例とは違う低病原性A型インフルエンザウィルスが検出されたことが報告されている。
 京都府丹波町の鳥インフルエンザ発生地周辺地域では、これまでに二次感染と思われる死亡カラスからのH5N1亜型A型インフルエンザウイルス検出が確認されているが、今回の検査結果により、丹波町地区でカラス以外の野鳥に高病原性鳥インフルエンザの感染が広がっていないことが確認された。
 また環境省・文部科学省は16年3月12日に、山口県の野鳥を対象にした調査で、鳥インフルエンザ感染が確認されなかったことを公表しており、今回の結果をあわせると国内の高病原性鳥インフルエンザ3発生地とも、野鳥からのウイルス検出はなかったことになる。【環境省】

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