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環境ニュース[国内]

京都府亀岡市で発見の死亡カラス H5亜型のA型インフルエンザ感染を確認

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2004.03.19 【情報源】農林水産省/2004.03.18 発表

 動物衛生研究所での検査の結果、平成16年3月14日に京都府亀岡市で発見された死亡カラスから分離したウイルスが、H5亜型(Nについては不明)のA型インフルエンザウイルス(注)であることが平成16年3月18日までに確認された。
 このカラスは鶏の大量死があった京都の養鶏場から半径30キロメートル以内の移動制限区域内で発見されたもの。
 なおこれまでに、移動制限区域内で発見された6羽の死亡カラス(京都府発見分5羽、大阪府発見分1羽)から、国内4件の鶏大量死事例と同じ、H5N1亜型のA型インフルエンザウイルスが確認されている。

(注)鳥インフルエンザウイルスはたんぱく質の違いからA・B・C型の3つに分類され、A型ウイルスはさらにウイルスの表面に存在する突起上のH(赤血球凝集素)とN(ノイラミニダーゼ)に対する抗体の型で分類されている。HではH1〜15の15型、NではN1〜9の9型が知られている。【農林水産省】

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