一般財団法人環境イノベーション情報機構
死亡カラスのH5N1亜型A型インフルエンザ感染確認が6羽に
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2004.03.17 【情報源】農林水産省/2004.03.16 発表
動物衛生研究所での検査の結果、平成16年3月13日に京都府で発見された死亡カラスから分離したウイルスが、山口、大分、京都の鶏大量死事例と同じH5N1亜型(注)のA型インフルエンザウイルスであることが3月16日までに確認された。このカラスから分離したウイルスについては15日までにH5亜型であることが判明していたがN型はわかってなかった。
なおカラスからH5N1亜型のA型インフルエンザウイルスが分離された例は今回公表された例を含め、京都府5羽、大阪府1羽に達した。
(注)鳥インフルエンザウイルスはたんぱく質の違いからA・B・C型の3つに分類され、A型ウイルスはさらにウイルスの表面に存在する突起上のH(赤血球凝集素)とN(ノイラミニダーゼ)に対する抗体の型で分類されている。HではH1〜15の15型、NではN1〜9の9型が知られている。【農林水産省】