一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

国内2例目の高病原性鳥インフルエンザ発生で政府が追加調査実施へ

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2004.02.24 【情報源】環境省/2004.02.24 発表

 平成16年2月17日に大分県内で国内2例目となる高病原性鳥インフルエンザ(H5亜型)の発生が確認されたことを受け、政府は2月24日、農水省・環境省・厚労省など関係府省庁・機関が連携し、科学技術振興調整費により実施している「高病原性鳥インフルエンザ対策に関する緊急調査研究」で、(1)第1例目である山口県の例と今回の大分県の例との関係解明を含めたウイルス感染経路調査と(2)大分県のウイルスの病原性解析調査−−の2点を追加実施することを決めた。
 緊急調査ではこれまで山口県の事例について、(一)ウイルスのゲノムや野生鳥類の日本への飛来情報を解析しウイルスの由来を明らかにする研究、(二)ウイルスの病原性や鳥類・ほ乳類に対する伝播可能性を明らかにする研究、(三)分離されたウイルスに対する迅速な診断法とワクチン開発、ヒトへの対応マニュアルの策定−−を実施するとしていた。
 大分県の事例は発生場所が1例目の山口県の事例と離れた距離にあるため、感染経路が異なる可能性があり、また鶏の飼われ方や種類など、山口県の例と発生状況の違いが見られる。【環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク