一般財団法人環境イノベーション情報機構
極東アジア海域の大型クラゲ大量出現で国際ワークショップ開催へ
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2004.02.17 【情報源】水産庁/2004.02.10 発表
2002年・2003年と極東アジア海域で連続して大型のクラゲが大量発生し、漁業対象種が深刻な被害を与えていることを受け、水産庁と独立行政法人水産総合研究センターは、2004年2月24日15時〜18時に水産総合研究センター中央水産研究所講堂(横浜市金沢区)で、「大型クラゲに関する国際ワークショップ」を開催することにした。大量出現しているクラゲはエチゼンクラゲ。直径は通常でも60〜100センチメートルに及ぶ大型で、黄海から東シナ海の沿岸域に分布すると推定されている。
このワークショップでは、日本、韓国、中国の研究者を招き、クラゲの生態、沿岸域への出現状況、漁業被害の実態、対策技術、クラゲの利用方法などに関する調査研究の情報交換を行うとともに、今後国際協力による調査研究を進めていく上での検討を行う。【水産庁】