鳥インフルエンザ発生国からの鳥類輸入全面禁止へ　０４年２月１日から

　農林水産省は２００４年１月２６日付けで、タイなどの高病原性鳥インフルエンザ発生国からの鳥類・鳥肉の輸入禁止を２月１日から家畜伝染病予防法の指定検疫物以外の種にも拡大すると発表した。
　この決定は同省食料・農業・農村政策審議会の家きん疾病小委員会で、「家畜伝染病予防法の指定検疫物に該当しない鳥類や畜産物も高病原性鳥インフルエンザをひろげる可能性が否定できない」との指摘があったことを受けたもの。
　家畜伝染病予防法に基づいた措置としては、鶏、アヒル、七面鳥、ウズラなどの鳥類について発生国からの輸入停止措置がすでに取られている。【農林水産省】