第２期北西太平洋鯨類捕獲調査船団が出港

　水産庁では平成１３年５月９日、藤瀬良弘・（財）日本鯨類研究所研究部長を団長とする第２期北西太平洋鯨類捕獲調査に従事する調査船舶５隻が５月９日から１５日にかけて出航する予定であると発表した。
　今回の調査は昨年に引き続き、第２期北西太平洋鯨類捕獲調査本格調査の前の予備調査となっており、（１）ミンク鯨、ニタリ鯨及びマッコウ鯨の摂餌生態、生態系における役割の解明、（２）ミンク鯨、ニタリ鯨、マッコウ鯨の系群構造の解明、（３）鯨類及び海洋生態系に対する海洋環境の影響調査を目的としている。【水産庁】