一般財団法人環境イノベーション情報機構
岐阜などのコイ大量死事例でヘルペスウイルス陽性を確認
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2003.11.20 【情報源】農林水産省/2003.11.19 発表
(独)水産総合研究センター養殖研究所が調べていた岐阜、大阪、宮崎で死亡したコイの検体中から、2003年11月19日までに、新たにコイヘルペスウイルスが確認された。コイヘルペスウイルスは1997年にイスラエルで発見されたウイルスで、日本で発生が確認されたのは2003年11月の霞ヶ浦でのコイ大量死事例が初めてであったが、その前後に青森、山梨、三重、岡山、埼玉、滋賀などで発生したコイの大量死事例についてもコイヘルペスウイルスが原因であったことが確認されている。また大阪については11月12日、宮崎については11月4日にもコイヘルペスウイルスでのコイ死亡事例が確認されている。【農林水産省】