一般財団法人環境イノベーション情報機構
千葉、愛知、京都、鹿児島のコイ大量死事例でヘルペスウイルス陽性を確認
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2003.11.19 【情報源】農林水産省/2003.11.18 発表
(独)水産総合研究センター養殖研究所の検査の結果、2003年11月18日までに新たに、千葉、愛知、京都、鹿児島で死亡したコイの検体中からコイヘルペスウイルスが確認された。コイヘルペスウイルスは1997年にイスラエルで発見されたウイルスで、日本で発生が確認されたのは2003年11月の霞ヶ浦でのコイ大量死事例が初めてであったが、その前後に青森、山梨、三重、宮崎、岡山、埼玉、滋賀、大阪で発生したコイの大量死事例についてもコイヘルペスウイルスが原因であったことが確認されているほか、岡山については2003年5月に吉井川水系と児島湖で起こったコイの大量死についても、このウイルスが原因であることが判明している。【農林水産省】