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環境ニュース[国内]

コイの大量死、霞ヶ浦以外にも9県で確認

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2003.11.07 【情報源】農林水産省/2003.11.06 発表

 茨城県の霞ヶ浦・北浦でコイヘルペスウイルス病によると見られるコイの大量死が発生した件に関連し、農林水産省が各都道府県に類似事例がないか確認した結果、青森、埼玉、山梨、長野、三重、岡山、高知、福岡、宮崎の9県の養殖場などで、15年8月頃からコイが大量死した事例があったことが新たに確認された。
 またこのうち、青森、山梨、三重、宮崎の事例は霞ヶ浦から仕入れたコイが死亡したもので、検査の結果でも死亡の原因がヘルペスウイルス病であると特定されたという。
 なおこの結果は平成15年11月6日に開催された「コイヘルペスウイルス病に関する技術検討会」でも報告され、同検討会では対策として、(1)霞ヶ浦・北浦からのコイの出荷自粛、(2)霞ヶ浦・北浦全域の調査、(3)罹患魚の処分、(4)全国規模での罹患魚の発見と対策の実施、(5)感染経路の解明−−などに取り組むことが決定した。【農林水産省】

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