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環境ニュース[国内]

漁獲努力算定指標の改正案への意見募集開始

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2003.11.04 【情報源】水産庁/2003.10.31 発表

 水産庁は「海洋生物資源の保存及び管理に関する法律(海洋生物資源管理法)」に基づき、漁獲努力量管理(Total Allowable Effort:TAE)制度の基本となる、漁獲努力量(海洋生物資源を採捕するために行われる漁ろう作業の量)算定のための指標改正案を公表し、この案について15年11月11日まで意見募集を行うことにした。
 海洋生物資源管理法は、国連海洋法条約に基づき、日本の排他的経済水域で資源状態が悪い7魚種について総漁獲可能量(Total Allowable Catch:TAC)を設定するTAC制度と、TACより手続きを簡素化した漁獲努力量管理(Total Allowable Effort:TAE)制度の2つの制度により、海洋生物資源の保存をめざしている法律。
 今回の指標改正案は、これまでTAE制度の漁獲努力量計算の対象になっていた、(1)沖合底びき網漁業、(2)小型機船底びき網漁業、(3)中型まき網漁業、(4)はなつぎ網漁業、(5)さわら流し網漁業−−の5つの漁法に加え、6番目の漁法としてさわら船びき網漁業を追加するもの。
 これらの漁法を行う船舶隻数と操業日数をかけた数を漁獲努力量の指標とするとしている。
 意見は郵送、FAX、電子メールで受付けている。【水産庁】

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