一般財団法人環境イノベーション情報機構
中西部太平洋熱帯水域で人工浮魚礁周辺の小型まぐろ類行動調査を開始
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2003.10.22 【情報源】水産庁/2003.10.14 発表
水産庁は2003年10月16日から12月5日までの予定で中西部太平洋の熱帯水域で、漁業調査船照洋丸(総トン数2,118トン)によるFADs(人工浮魚礁)周辺の小型まぐろ類の行動調査を開始した。今回の調査は、近年まぐろまき網漁船による利用が増えている人工浮魚礁周辺の小型まぐろ類の魚種別魚体サイズ別分布や群れ行動、海洋環境情報を収集するもの。
調査結果は人工浮魚礁周辺での小型まぐろ類混獲回避策の検討や、人工浮魚礁が小型まぐろ類資源に及ぼす影響解明に役立てられる予定。
なお調査には、独立行政法人水産総合研究センター調査船第18太神丸が協力する。【水産庁】