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環境ニュース[国内]

三陸沖でマイワシ、マサバの生物学的調査・標本採集を実施へ

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2003.09.29 【情報源】水産庁/2003.09.29 発表

 水産庁は2003年9月29日から10月17日にかけて、三陸沖の北西太平洋で漁業調査船開洋丸による(1)表中層トロール網によるサンマ漁獲試験と(2)マイワシ、マサバなどの重要浮魚類についての生物学的調査・標本採集を実施することを決めた。
 本州南岸から北太平洋沖合域は冬季にサンマの産卵場になることが推定されているが、この地域は冬季には荒天が続くため、これまでサンマの分布・生態などの解明は行われていない。
 今回の調査では水産庁の大型漁業調査船「開洋丸」を使い、これまで成功していなかった浮魚調査用トロール網の運用試験を行い、サンマの効率的な漁獲手法の開発・確立をめざす。
 また同時に実施される生物学的調査の対象魚種であるマイワシ、マサバなどの浮魚類は、近年資源量が極めて低水準となっており、その資源動向が漁業業界・行政・研究関係者の関心の的になっているところ。今回の調査は浮魚類の資源評価精度の向上を目的としたものだ。【水産庁】

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