７地区の鳥獣保護区設定計画書に対する意見募集を開始

　環境省は平成１５年８月２７日、環境大臣が指定する鳥獣保護区のうち、（１）１５年度に新規に指定等を行おうとする２地区、（２）１５年度中に存続期間が終了する鳥獣保護区のうち特別保護地区の再指定を行おうとする５地区について設定計画書案をとりまとめ、この案について１５年９月２４日まで意見募集を行うことにした。
　このうち新規設定される地区は「和白干潟鳥獣保護区」と「名蔵アンパル鳥獣保護区」。存続期間終了により特別保護地区の再指定を行う地区は「森吉山鳥獣保護区」、「七ツ島鳥獣保護区」、「片野鴨池鳥獣保護区」、「沖ノ島鳥獣保護区」、「草垣島鳥獣保護区」。
　環境大臣は、鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律に基づき、鳥獣の保護・繁殖上特に重要と認められる区域を鳥獣保護区に設定することができ、現在、全国で５６か所の鳥獣保護区が設定されている。なおそのうち４４か所に特別保護地区が指定されている。【環境省】