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環境ニュース[国内]

日・チリ漁業協議 WTO・IWCなどでの両国の方針確認

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2001.04.26 【情報源】水産庁/2001.04.26 発表

 平成13年4月25日、東京の農林水産省の第1特別会議室日・チリ漁業協議が開催された。
 協議では日・チリの2国間漁業問題のほか、WTOなどの多国間漁業問題に関し、両国の考え方の説明及び意見交換を行った。このうち、WTO(世界貿易機関)について、チリ側からは、「水産資源の持続的な利用のためには一定の貿易制限が必要」「漁業補助金は、水産資源の枯渇を起こすので削減すべきであり、FAO(国際連合食糧農業機関)で分析を行い、WTOでの検討はその後で行うべき」などの発言があった。また、国際捕鯨委員会(IWC)での議論についてチリ側は、海産哺乳類である鯨類については、他の魚類と異なった取扱いが必要であり、本年のロンドンでの年次会合では、商業捕鯨モラトリアムの改訂につながるような提案については棄権することになるとの見通しを伝えた。
 【水産庁】

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