一般財団法人環境イノベーション情報機構
コーデックス委員会の副委員長に吉倉廣氏が選出
【健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2003.07.16 【情報源】厚生労働省/2003.07.04 発表
2003年6月30日から7月7日までローマで開催されていたFAO/WHO合同食品規格計画のコーデックス委員会総会で、同委員会の副委員長の1人に国立感染症研究所所長吉倉廣氏が選出された。副議長への日本人の選出は初めてだが、吉倉氏は4年間にわたりコーデックス委員会バイオテクノロジー応用食品特別部会で議長を務めた実績がある。
なお同委員会の副議長の定員は3名で、吉倉氏のほか、タンザニアのクロード・モサ氏、カナダのポール・マイヤー氏も同時に選出されている。
コーデックス委員会は各国の食品規格を統一し、消費者の健康保護、公正な食品貿易を推進することを目的とした機関。1962年に設立され、現在約160か国が参加。計29部会があり、その中で食品中のカドミウム、水銀などの汚染物質基準値検討なども進められている。【厚生労働省】