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環境ニュース[国内]

ジュゴン目視調査でジュゴン1頭をさらに確認 5日間に計5頭確認

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2003.07.08 【情報源】環境省/2003.07.07 発表

 環境省は沖縄本島周辺海域で実施していたセスナ機からのジュゴンの目視調査で、平成15年7月5日に新たに金武湾で遊泳中のジュゴン1頭を確認したと公表した。
 この目視調査は平成13年度から同省が実施している「ジュゴン藻場の広域的調査」の15年度第1回調査として7月1日から行われたものだが、すでに7月3日までにもジュゴン4頭が確認されているため、5日に確認された1頭とあわせると、15年度第1回調査だけで最終的に計5頭のジュゴンが確認される結果となった。
 今回確認された1頭はジュゴンは体長2メートル以上の成獣で、頭を北西に向けカメと一緒に遊泳していた後、水中に潜行した。
 ジュゴンは、ワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物種の国際取引に関する条約)では、最も厳しく規制される付属書1リストに登録されている哺乳動物。とりわけ沖縄のジュゴンは、世界的な分布の北限と言われ、生息数も非常に限られていると推測されている。【環境省】

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