一般財団法人環境イノベーション情報機構
ふげん発電所で火災警報が誤発報
【エネルギー 原子力】 【掲載日】2003.07.08 【情報源】原子力安全・保安院/2003.07.07 発表
平成15年3月に運転を終了し、現在原子炉内から燃料集合体の取り出し作業を行っている核燃料サイクル開発機構のふげん発電所で、15年7月4日11時52分頃、廃棄物処理建屋1階焼却灰取出室の火災警報が発報した。ただし発電所員が現場の状況をテレビカメラで確認したところ、室内が煙っていたものの火炎は確認されず、原子力安全・保安院から派遣された保安検査官も火災が発生していないことを確認した。
なおこの件について外部への放射性物質による影響はなく、けが人の発生もなかったが、原子力安全・保安院は核燃料サイクル開発機構から警報が鳴った原因の報告を行う予定だ。【原子力安全・保安院】