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焼却灰 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2015.01.22

焼却灰

ショウキャクバイ   【英】Incineration Ash  

解説

可燃ごみを焼却処理した際に残った燃え殻のことをいう。焼却時に発生する排ガスに含まれるばいじんである飛灰と区別して主灰ともいう。また、通常、炉の底から灰ピットへと排出されることからボトムアッシュとも、あるいは単に残灰ともいう。

焼却灰は、可燃物の灰分と燃え残りの未燃分から成るが、1980年代になって、清掃工場から排出される焼却灰にダイオキシン類や重金属などの有害物質が含まれていることが分かり、焼却灰の無害化処理と溶融固化などによる有効利用が図られるようになってきている。

焼却灰の発生割合は、廃棄物の種類によって大きく異なるが、都市ごみからの焼却灰は、ドライで10%、ウェットで20%前後生じると言われている。(2014年5月改訂)

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