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環境ニュース[国内]

ジュゴンの目視調査で遊泳中のジュゴン4頭を確認

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2003.07.07 【情報源】環境省/2003.07.04 発表

 環境省は平成13年度から実施している「ジュゴン藻場の広域的調査」の15年度第1回調査として15年7月1日から沖縄本島周辺海域でセスナ機によるジュゴンの目視調査を開始していたが、この調査で7月3日までに遊泳中のジュゴン4頭を確認したことを公表した。
 ジュゴンが確認されたのは(1)15年7月2日午前10時39分頃・名護市の東海岸安部(あぶ)オール島南東1.5キロメートル付近、(2)同日15時34分頃・恩納村瀬良垣(せらがき)ビーチ北5キロメートル付近、(3)7月3日午前8時20分頃・名護市の屋我地(やがじ)島東約3キロメートル付近−−の3回。
 うち瀬良垣ビーチ付近での確認時には2頭のジュゴンが水面近くに浮きながら、西に向かって泳いでいるのが確認された。それ以外の2回はそれぞれ個体1頭の確認だった。
 過去の目視調査では14年9月19日と15年1月31日にもジュゴン計3頭が確認されている。
 ジュゴンは、ワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物種の国際取引に関する条約)では、最も厳しく規制される付属書1リストに登録されている哺乳動物。とりわけ沖縄のジュゴンは、世界的な分布の北限と言われ、生息数も非常に限られていると推測されている。【環境省】

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