一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

日本海のベニズワイガニ、資源回復計画作成へ

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2003.06.17 【情報源】水産庁/2003.03.27 発表

 平成15年3月26日に開催された日本海・九州西広域漁業調整委員会の第4回日本海西部会で、次に資源回復計画を作成する魚種についての審議が行われ、同部会所管海域で漁獲される日本海のベニズワイガニについて具体的な漁獲削減措置の検討開始が了承された。
 「資源回復計画」とは悪化傾向にある日本周辺水域の資源の積極的な回復を図るための新たな資源管理の取組みとして策定されるもの。
 日本海のベニズワイガニは1983〜84年には5万2,000〜5万3,000トンの漁獲量があったが、以後は減少傾向が続き、2001年は2万トンを大幅に割りこむ本格的な漁業が始まって以来の最低の漁獲量が記録されている。
 なお今回の会議ではこのほかにも、すでに14年9月6日に策定済みの「日本海西部あかがれい(ずわいがに)資源回復計画」の一部見直し、ハタハタ、ニギス、ヤナギムシガレイ、沿岸性カレイ類の関係漁業者との削減措置の検討、定置網漁業、刺し網漁業など沿岸漁業の対象種の資源回復計画の検討を進めることも了承された。【水産庁】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

プレスリリース

関連情報

関連リンク