一般財団法人環境イノベーション情報機構
世界気象機関、2026年3〜5月はENSO中立状態の可能性が高いが、エルニーニョの可能性も上昇と発表
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2026.03.18 【情報源】/2026.03.03 発表
世界気象機関(WMO)は、2026年3〜5月のエルニーニョ現象/ラニーニャ現象に関する予測を発表した。・太平洋熱帯域の弱いラニーニャ現象は解消に向かっており、3〜5月には60%の可能性でエルニーニョ現象でもラニーニャ現象でもないENSO中立となる。
・同期間にラニーニャ現象となる可能性は30%、エルニーニョ現象となる可能性は10%である。
・時間の経過に従い、ENSO中立の可能性は4〜6月には70%に上昇し5〜7月には60%に低下、一方でエルニーニョ現象の可能性は30%から40%へと徐々に上昇する。ただし、春季の予報にはこの季節特有の大気・海洋の状態からスプリングバリアといわれる困難があり、長期的には不確実性があることを考慮すべきである。
・WMO「全球季節気候アップデート」は、2026年3〜5月は全球の広範な地域で平年以上の高い気温を予測する。
WMO事務局長は、異常な長期間の2023〜2024年のエルニーニョ現象は、2024年の記録的な高温をもたらしたとして、備えの重要性を強調している。
【世界気象機関】