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環境ニュース[国内]

ドイツ、海運インフラの気候変動対策に4億ユーロの追加資金を拠出

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2025.07.18 【情報源】/2025.07.03 発表

ドイツ連邦経済・エネルギー省(BMWE)は、海運インフラの気候変動対策に今後4年間で4億ユーロの追加資金を拠出することを公表した。
これは、気候・変革基金の枠組みで実施されるもので、港湾における陸上電源設備やバンカー設備の整備、排出量の少ない船舶専用の水路の確保と整備、内陸水路の強化や最新技術の導入が進められる。

連邦政府でこのプロジェクトのコーディネートを務めるプロイス氏は、「港湾と海運が国家の供給網、競争力、そして危機への耐性を高める重要な要素となる。
海運インフラの脱炭素と最新技術の導入は、港を再生可能エネルギーの中継拠点へと進化させる一助となる」と述べた。

今回の資金は、EU排出量取引制度(EU-ETS)に海運部門が新たに組み込まれたことで得られた収入を再投資する形で提供され、得られた収益が直接、持続可能な海運経済の推進に還元される仕組みとなっている。

【ドイツ連邦経済エネルギー省】

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