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環境ニュース[国内]

EU、電気自動車に対応し、車両の定期検査や登録制度など3指令の改正を提案

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2025.05.13 【情報源】/2025.04.24 発表

欧州委員会は、車両の定期技術検査(PTI)及び登録書類、商用車両の道路検査(RSI)の3指令の改正を提案した。

現行の指令は、運転支援システム・電気自動車(EV)の普及など技術の進歩や、大気汚染騒音等への対策が不十分である。
また、車両の老朽化により走行距離計の不正のリスクも高まっている。

今回の改正案は、人と物の自由な移動を確保しつつ安全で持続可能なモビリティを実現するというEU指令を反映したもの。
同案により、2026〜2050年に約7,000の人命が救われ、約6万5,000の重傷が回避されるという。

主な内容は以下の通り:
・新型車の試験適用(EVの定期技術検査、電子安全システムの新試験)
・新たな排ガス試験(微粒子と窒素酸化物に関する先進的方法を用いた高排出車検出)
・不正行為との闘い(走行距離計の測定値の国家データベース化・国境を越えたデータ交換)
・10年以上経過した自動車とバンの年次検査
・EVの車両登録・定期検査証明書の発行、共通のプラットフォームによるデータ交換を通じた行政手続きの簡素化

【欧州委員会】

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